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「推し」の使いどころ

 

みなさん、「推し活」してますか?

私は、してません。「推し」がいないので。

と思っていたのですが、先日

「へぇ~。それ、ハセガワさんの推しなんだ〜」

と言われまして。

「あ、推し、って、こういうときにも使うのか」

と思ったので、ちょっと書いておきます。

 

それは、今年のお正月明けのこと。

お世話になっている人たちのところへ、私のふるさと山形のお土産を持って、年始のごあいさつに行きました。

 

お土産は、おつまみの「ポリッピー」など、豆菓子で知られる「でん六」という会社のお菓子です。

 

ポリッピーというシリーズは、甘辛いスパイス味、あっさりしたしお味、最近では4種のチーズ味などがあります。このシリーズの他にも、100円ショップなどで売っているピーナッツ入りブロックチョコなどがあるので、「でん六」という会社名は知らなくても、パンダのようなキャラクター(でんちゃんといいます)を知っている方は多いかもしれません。

 

今では全国で販売されているでん六さんのお菓子ですが、実は、このでん六さん、山形にある会社なんですよ。

 

で、そのでん六さんのお菓子をお世話になっている方のところへ持っていきながら、2月の節分の話をしました。

 

なぜなら、豆菓子の会社にとって、というか、でん六さんにとって、最も売り上げが上がる重要なイベントが「節分」だからです。

 

みなさん、節分には豆をまくでしょ?

 

その節分の前になると、スーパーに鬼のお面がついた豆が並びますよね?

 

その鬼の面のうち、赤塚不二夫さんの鬼の面がついているものが、でん六の豆です!

 

2月の節分には、ぜひ、でん六の豆をよろしく!

 

山形のお土産を持っていきながら、東京でお世話になっている方々にそんな話をしたら、

「へぇ~。それ、ハセガワさんの推しなんだ〜」

と言われたというわけなんです。

 

私は「推し」という言葉の対象は、アイドルなどの「人」だと思っていました。

ところが、「へぇ~。それ、ハセガワさんの推しなんだ〜」と言われたのは「会社」だったのです。

 

「そうか。推し。たしかに、私はでん六さんを推している。推しって、こういうときに使うのか~」と思いました。

 

こういう使い方でいいのなら、私は「推し活」をたくさんしています。

お気に入りの居酒屋さんも、

おいしい料理も、

大好きな日本酒も、

みんなみんな「推し活」です。

というわけで、2025年は(も?)おいしい推し活、がんばります!