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私にとってのAI元年

このブログは、2024年の大みそかに書いています。

つきなみですが、

みなさんにとって今年は、どんな年でしたか?

 

私にとって今年は、「AI元年」となりました。

仕事で本格的に(?)AIを使うようになったからです。

 

まず、取材に行って録音してきた音声を、AIに文字起こししてもらうようになりました。

そして、場合によっては、その文字起こしを、記事のような文章にしてもらうようにもなりました。

 

さらに、AIに質問して、文章を書く際のアイデアをもらうようになったのも、今年です。

 

私はどちらかというと、機械が苦手な方で、最新のガジェットなどにもあまり興味がありません。

だから、これまでは録音してきた音声の文字起こしすら、自分でやっていました。

 

でも、ちょっとしたわけがあって、今年はスマホを新しいものに機種変更したんです。

そうしたら、スマホで録音すると、自動的に文字起こししてくれる機能がついていたんですよ!

びっくりするやら、うれしいやら。

 

というわけで、文字起こしはAIにやってもらうことにしました。

今までかかっていた数時間はなんだったの?と思うくらい、とってもラクチンです。

 

しかし、しかし、です。

 

AIがやってくれた文字起こしを見ていると、時々、「ん??」と思うことがあります。

意味がわからない文章や、「そんなこと言ってないよ!」という文章になっていることがあるんですね。

 

これはおそらく、AIがもともとは英語で開発されているからだと思います。

つまり、AIの母国語は「英語」ってことです。

 

ご存じの方も多いと思いますが、言語としての日本語は、英語に比べて、とっても難しい!

なぜなら、文字だけで比較しても、

英語はアルファベットだけなのに対して、

日本語はひらがな、カタカナ、漢字といろいろありますよね。

 

それから、同じ意味なのに、違う言葉がたくさんあります。

例えば、英語なら、私は「I(アイ)」や「me(ミー)」ですが、

日本語は、わたし、わたくし、アタシ、僕、俺、拙者などなど、いろいろです。

 

それにそれに、敬語や丁寧語、あいまいな表現もいろいろあって、

言語としてはとても複雑だと思います。

近年、日本語を学ぶ外国の方が増えていますが、本当に大変だろうなぁ。

日本語が母国語でよかった~(笑)。

 

ということで、私はAIを使うようになってから、

改めて「日本語」について書いてある本が気になるようになりました。

 

2025年のお正月休みに読もうと思って購入した本は

写真の「日本語界隈」(ポプラ社)です。

エッセイも書いている、タレントのふかわりょうさんと

小説も書いている言語学者の川添愛さんの、

日本語についての対談集。

表紙のオビを読んだだけでも、すでにおもしろそう!

どんなことが書いてあるのか、読むのが楽しみです。