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ハマる美術館・博物館めぐり

「ぐるっとパス」というのをご存知でしょうか?

 

正式には「東京・ミュージアム ぐるっとパス2022」といって、東京を中心とする101の美術館・博物館等の入場券や割引券がセットになったお得なQRコードチケットです。1枚2,500円(大人料金のみ)で、有効期間は最初に利用した日から2ヶ月間。各施設指定の展示を1回利用できます。

 

コロナ禍になってから、美術館や庭園などに興味を持ち始めた私は、ある日「これを買った方がオトクなのでは?」と思い、4月下旬に購入しました。

 

写真は、そのカードとガイドブック、そして一緒に買った東京メトロの1日券です。ぐるっとパスはオンラインでも買えるのですが、地下鉄などの1日券とセットになったものもあり、それは各駅で購入することもできます。

 

このパスを買ってからというもの、私はすっかり美術館や博物館などに行くことにハマりました。

 

最初にこのパスを使って行ったのは、東京・府中市にある府中市美術館。以前から行きたいと思っていた日本画の展覧会「ふつうの系譜」を見に行きました。ここは、ぐるっとパスを持っていると企画展が割引になります。

次にパスを使って行ったのは、上野にある旧岩崎邸庭園。お城のような外観の木造洋館と、天井の高いぜいたくなつくりの和館などに入れるところです。ここは、ぐるっとパスだけで入場できます。

お次は、同じく上野にある東京国立博物館。今年、沖縄が本土に復帰して30年なので、それを記念した特別展「琉球」が開催されています。

 

残念ながら、この企画展はぐるっとパスを持っていても割引にはなりませんでした。でもきっと、パスを持っていなかったら、私は東京国立博物館に来ることはなかったと思うので、とてもいいきっかけをもらいました。

そして、わが家からも近い井の頭自然文化園。今年は開園から80周年の節目だそうです。二ホンリスをはじめとするかわいい動物たちに会えます。私は、パスを持っていなくとも以前から行っているのですが、パスを持っていたのでお金を払わずに入場できました。

 

前述のようにぐるっとパスは、東京を中心とする101の美術館・博物館等の入場券や割引券がセットになったお得なQRコードチケットで、1枚2,500円。有効期間は最初の利用から2ヶ月間です。

 

私が最初に利用してから約1か月が過ぎました。この間に行った施設の入場料などを合計すると1,000円以上なので、今のところ金額としてはお得というよりはトントンかな。

 

でも、お得になることよりも「買ってよかった!」と思うことがあります。それは、パスのガイドブックを見ながら「次に休みがとれたら、どこに行こうかな?」と考えるのが楽しいということです。だって、入場できたり割引になる施設が100以上もあるんですよ。ガイドブックを見て「こんな施設があるんだ~!」と知るのも楽しいです。

 

これから梅雨に入るので、庭園などは早めに見ておこうと、天気予報とにらめっこしながら、今日も「次はどこに行こうかな?」と計画を立てています。