とても久しぶりに、新たなクライアントさんになってくれそうな方とオンラインでお話ししました。
「なってくれそうな」と書いたのは、まだお仕事をご一緒できるかどうかがわからないからです。今は、先日のオンライン面談(?)の結果待ち、といったところ。
オンラインでお話したのは、メールマガジンの内容についてでした。最近、メルマガが再び脚光を浴びているらしいです。
メルマガといえば、私のところに届くたくさんのメルマガのうち、毎回「おもしろいなぁ」と思って読んでいるものがあります。
それは、とあるコンサルタントさんが書いているものです。
このコンサルタントさんは、ご自分でもお店を経営しながら、依頼主の方々にさまざまなアドバイスをしています。その方のメルマガは、ご自分の商売上の経験談が多いです。
先日は、SNS広告を使ってみた結果をメルマガにしていました。どのくらいの費用をかけで、どのくらいの効果があったかを、詳しく書いて、メルマガで情報発信しているんですね。
私、それを読んで「なるほどな~」と思いました。
だって、そういう情報って、メルマガだからおもしろいんですよ。もし、SNSでそういう情報を見ても、詳しく読もうとは思わないでしょう。実際、私はそのコンサルタントさんのSNSもフォローしていますが、あまり詳しい内容は流れてきません。「忙しい~」とか「大変~」とかいうのが多いです(笑)。
だけど、そのコンサルタントさんの何がいいって、SNSでもメルマガでも、ご自分の経験を踏まえた上で、楽しんでやっているのが伝わってくることです。
そう。自社で情報発信するときには、担当者が「楽しんで」やらないと、読者=お客さまがついてきません。担当者が楽しんでいないと、コンテンツもおもしろくないから、読者は読むのをやめちゃうんです。
SNSもメルマガも、閲覧数とか資料請求者の数とか、直接的な「数字」に結びつけて考えることが多いと思います。たしかに、数字は大事です。だけど、それ以前に読者が「読みたくなる情報」を発信しているのか。根本的なところから考えた方がいいと思います。