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誰もが知っていることを、違う視点で

突然ですが、「ガッツがある」って英語なの、知ってますか?

 

言われてみると、「ガッツ」って、カタカナで書きますけど、「がっつ」ってひらがなでは書かないんですよね。

 

コレ、私は「イカの塩辛って、英語でなんていうんだ?」っていうのを調べていて、見つけたこと。

 

なんで「イカの塩辛」とガッツが結びついたのかは、後述しますが、偶然、ガッツのことを知った時、自分でも「そうなの?!」って、びっくりしました。

 

私、今年の7月から「note」を書き始めまして、そのメインテーマが「和食の料理を英語でなんていう?」なんです。

 

最近、外国人観光客をたくさん見かけますよね。私がよく行く居酒屋さんにも時々来るんですが、隣り合った外国人とおしゃべりした時に、英語でおつまみの説明ができなかったんですよ。で、それをブログのテーマにすれば、必然的に英語による和食の表現を調べることになるので、自分の勉強にもなるな、と。

 

それで、ある時、おつまみの定番である「イカの塩辛」って、英語でなんていうんだ?と思ったんです。

 

イカは英語で、スクィッド(squid)っていうので、イカの塩漬けなら、ソルテッド スクィッド(salted squid)です。

 

でも、塩辛は塩だけじゃなくて、イカの「わた」で漬け込んであるから

 

スクィッド マリネ―ド イン ソルト アンド スクィッズ ソフト ガッツ(squid marinated in salt and squid's soft guts)っていうらしい。

 

ソフトガッツっていうのが、やわらかい内臓とかはらわた。この「ガッツ」って、どこかで聞いたことありませんか?

 

そう。これがガッツポーズの「ガッツ」です。

 

ガッツは英語で、腸、はらわた、内臓。そこから転じて、「度胸」のような意味もあるんですって。

 

ね?びっくりでしょ?

 

「イカの塩辛」って、日本人なら誰もが知っているもの。だけど、それを外国人に説明するつもりで「英語なら、なんていうんだ?」を調べてみたら、別の意外な発見に結び付きました。

 

これはおもしろい!!って思いました。

 

「発見」って、とかく新しいモノやコトだと思われがちです。でも、知っているつもりのことを、ちょっと違う視点から見直しただけでも、全く別の発見がある。これもまた「発見」なんですよね。

 

こういうの、まさに「灯台下暗し」だと思うんです。今回の例では「イカの塩辛」でしたけど、こんな風に、もともと自分たちが知っているもの、持っているものを、改めて見直してみる。原点に戻ってみる。それが新しい発見につながることも、あるんじゃないでしょうか。