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すべては「愛」なんだな。

お酒を飲むのが好きで、おいしい食べ物も好きで、酒場での会話も好きな私は、アメブロで「美味と物語」というショートストーリーを書いています。

 

これは、私が実際に酒場で聞いた会話をもとにしたフィクションです。でも、フィクションだからこそ、自分のアタマの中で、いろいろ考えます。どういうテーマにしようか、どういう展開にしようか…。

 

このショートストーリーは、いつか本にしたいなぁ、と思っているので、できるだけいろんな人に読んでもらえるようにしたい。

 

そこで参考にしているのが、映画のテーマです。映画には、ジャンルを問わず、その映画の内容がすぐにでも想像できるキャッチコピーが必ずあります。

 

んで、意識してみると、映画って「○○への愛」というテーマが多い気がするんですね。

 

例えば、恋愛はもちろんのこと、家族愛、愛国心、郷土愛、ペットへの愛などなど…。

 

そうか、すべては「愛」なんだなと。

 

でも、愛っていわれても目に見えないんですよね。それに、前述のように、スケールの大きな愛もあれば、とても身近な愛もある。

 

いや、考えてみれば、見えないし、いろいろあるからこそ、言葉やストーリーで伝える必要があるんだな、と思うわけです。だから、映画になるんだなぁ。

 

実は私、ショートストーリーを書くまで、そんなこと考えたこともありませんでした。自分がストーリーを書く側になっていなかったからだったと思います。

 

これからAIが進化して、小説もAIが書けるようになる、なんて言われています。けれど「愛」のように、スケールも違うし、国によって表現も違うし、目に見えない、あいまいなものなのに、人間にとって普遍的なものって、キカイにはわからないんじゃないかなぁ。

 

あ、そういえば、「AI」ってローマ字読みすると「アイ」ですね。