「わ~!なつかしい!砂山ビーチだ!」
先日、とあるバーで隣り合った女性が、なんと偶然にも、沖縄・宮古島のご出身でした!これはきっと、このところ私が沖縄のことをブログに書いているので、沖縄の「引き寄せの法則」が働いたのだと思っています。
そのバーというのが、新宿や渋谷といった大きな街ではなく、私が住む私鉄沿線の駅の商店街にあるお店。しかも、かなり深夜だったので、「まさかこんな時間に、この街で宮古島の話ができると思わんかった~!」という感じでした。
彼女は、私よりも先にその店で飲んでいて、私が店に入った時、たまたま彼女の隣席が空いていたのです。彼女も私もお互いひとりで、彼女以外にもひとりで飲んでいる方々がいて、その人たちと他愛ない世間話をしていたんです。
んで、何のことからだったか、すっかり忘れましたが、たまたま話の流れで、私が「以前、沖縄に住んでいたんです」と言ったところ、一緒に話をしていた方の中に「沖縄に行ったことがない」という方がいました。
「それはもったいない!沖縄の海はちょ~キレイですよ!」と私は自分のスマホで、沖縄本島ではなく、宮古島の青い青い海の写真を見せました。「これは、宮古島っていう、沖縄本島よりももっと南にある離島で…」と私が説明し始めたところ、隣席の彼女が「私、宮古島の出身です」というではありませんか?!
「マジか?!」と思いましたよ!この偶然、なんなの?!
というわけで「沖縄に行ったことがない」という人に、青い海の写真だけではなく、この「砂山ビーチ」の写真も見せながら、宮古島出身の彼女と2人で、ひとしきり宮古島や沖縄本島の説明をしたのでした。
写真ではわかりにくいのですが、砂山ビーチはその名の通り、白い砂が丘のようになっています。ビーチへの入口側は上り坂、しばらく進むと下り坂。それを歩いて乗り越えると、パーッと視界が開けて、青い青い海が見えるのです。
今は、世界中の風景がインターネットで見られるようになりました。でも、丘を上って下って、パーッと視界が開けた瞬間の感じは、おそらく現地に行った人にしかわからない感動だと思います。
「ね~!あの、視界が開けた感じがいいんですよね~!」と、砂山ビーチに行ったことがある私たち2人。普段、私はひとりで行動していることが多い上、周囲にいつも沖縄人がいるわけではないので、こうして同じ感動を共有した人がその場にいたことが、ちょっと新鮮でした。
まだ行ったことがない方々に沖縄の良さを伝える時には、写真や動画ではわからない「感動」を伝えるのが最も伝わりやすいことを、改めて感じた夜でした。