秋はブライダルシーズンです。昨日の日曜日も、電車の中で、スーツやワンピースを着て引き出物を持った若い男女のグループを複数見かけました。
ということで(何がw)、私が沖縄に住んでいた頃の、沖縄における恋愛や結婚事情をちょっと振り返ってみたいと思います。
まぁ、まずは自分の話から。
1990年代、琉球大学進学のために山形から沖縄へ移住した私。もともとイケメン好きなこともあって、ひとめぼれしまくりでした!なぜって、沖縄人の男性がみんなカッコよく見えたからです!
ご存知のように沖縄人は、男女問わずホリが深くて、目が大きくて、肌の色は小麦色、男性は精悍で女性はエキゾチックな、内地ではあまり見かけない顔立ちの人が多いです。本当にみんな美男美女だなぁ、と思います。
沖縄人の男性といえば、オリオンビールや泡盛を飲んで、酔っ払ったら三線を弾きながら歌う、という明るくて社交的なイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
でも実は、沖縄人の男性は、その精悍な顔に似合わず(?)シャイな人が多いんですよ。結構、人見知りです。お酒が入れば、とってもフレンドリーに話してくれるんですけど。
とはいえ、何度か飲み会で顔を合わせていた沖縄男A君を、私はデートに誘うことに成功したことがあります。
デートに誘うまでが、私にとってはまぁまぁ長かった。なんていうか、酔っ払うとフレンドリーになるので、すぐにお友だちになれたわけですよ。でも、なかなか恋愛対象としては見てもらえませんでした。
それを「なんでだろう?」と思って、沖縄人の女友人に相談したことがあります。そうすると彼女は「ん~、としちゃん(当時はびんこじゃなくて、としちゃんと呼ばれていました)ナイチャーだから、ちょっと押しが強いのかもしれないよ~」と、アドバイスしてもらったんですね。
ああ、そうか、と。
シャイな沖縄人の男性にとって、女性と話をするのには、ちょっとしたハードルがあります(沖縄人じゃなくても、シャイな男性にとってはそうかもしれませんが)。沖縄人同士だったら、なんとなく言葉にしなくともわかりそうなことも、内地の女性が相手では、そうはいかない、というイメージだったのではないかと思います。
ただでさえ、沖縄人の男性にとっては「内地の女性」という、高い高いハードルがあるのに、私はモノをハッキリと言う性格。「友だちとして付き合うにはおもしろいけれど、恋人としてはちょっと…」という感じだったのでしょう。
かくして私は、デートに誘いたいと思っていた沖縄人の男性の前では、少しおとなしくするという策を講じ、なんとかOKしてもらったのでした。でも結局、デート当日にはボロが出て、付き合ってもらうには至りませんでしたけど…。
その後、学生時代には何人か恋人ができましたが、圧倒的に内地人の男性が多かったなぁ。やっぱり、内地の女の性格は、沖縄の男性にはキツイのかなぁ。
え?ナニナニ?私の性格は、沖縄の男性だけじゃなくて、内地の男性にもキツイって?ああ、そういうことなのね…。