「あれ?1本の茎から3色の朝顔?」と気づいて、思わず写真を撮った。
でも、1本の茎から複数の色の花が咲いたり、色が変わったりするのは紫陽花だけじゃなかったかしらん?確か、花言葉は…
あじさいの花言葉は、「移り気」や「浮気」「無常」です。この花言葉は、あじさいの花の色が時期によって変化することから付けられたと言われています。(「日比谷花壇」ホームページより)
ほら、やっぱり。朝顔の花言葉は「愛情」「結束」(ウェブサイト「LOVE GREEN」より)だそうで。
この写真を撮ったの時の状況を改めて考えてみると、私は「1本から3色咲いてる!」と思ったが、実は「1鉢」であって「1本」じゃなかったのかもしれない。花の色に気を取られて、根元まで見てはいなかった。
本当はどうだったのだろう?この朝顔は、我が家の近所に咲いていたから、次に通りかかった時に確認してみよう。……と思ったが、この鉢植えが置いてある家は、最寄り駅の近くで、駅に向かう人が常に通る道に面している。通りがかりに花を見るだけなら問題はないだろうが(というか、通りかかる人に見てほしくてあえて出しているのかもしれない)、花ではなくて、鉢植えの根元をジーっと見ていたら、「変な人」と思われないだろうか?
いや、変な人と思われるほどジーっと見なければいいんじゃないか??
けれど、この朝顔が1本から3色咲いているのか、それとも1鉢に違う色の花が咲く3本が植えられているのか、確認するためにはそれなりにジーっと見なければならない気がする……。あ、それならば、駅に向かう人通りが少ない時に、朝顔の根元をジーっと見ればいいんじゃないだろうか?
たかが朝顔、されど朝顔。
3つとも同じ色に咲いていれば、こんなに思いを巡らせる必要はないはずなのに、いろんな色に咲くから、あれこれと考えなくてはいけない。
きっと人間もしかり。ひとりの人にたったひとつの性格しかなかったら、その人のことをジーっと見る必要はないし、あれこれと悩む必要もないのかもしれない。ま、そんな単純な人はいないからこそ、おもしろいんだけどね。