「ユーモアを身に付けたい」と宣言してから、数日が経った。あれ以来、誰かと会話する時にも「おもしろくしゃべろう」と思っているのだが、全く実践できていない。そう簡単に身に付けられるものではないのだ。
簡単ではないので、どうしたらいいものかと、ググってみた。考えてみれば、「ユーモア」という言葉を改めて調べたことなどないのである。ま、誰でも知ってる(つもり)だからね。
「ユーモア(英: humour、独: Humor, フモーア)とは、人を和ませるような《おかしみ》のこと」「人の行為、かかわりについての深い洞察や世知の豊かさが、上品でセンスのあるユーモアを生み出すことが多い」(ウィキペディアより)
ほほ~、なるほど。「人の行為、かかわりについての深い洞察や世知の豊かさ」とある。私はこれでも、リポーターやライターという仕事を何年もやっているので、人を観察するのは得意な方だと自負している。その「見方」と「表現」をちょっと変えればいいのではないだろうか??
他のサイトでは、ユーモアセンスを身に付ける方法として「物事を見る角度を少し変えてみることが必要」「普段の何気ない会話の内容を大げさにする」「自虐ネタはユーモアな会話をする中で最も他人を傷つける心配がない」「楽しい雰囲気を作りたい時には物事を違う何かに例える」(For your LIFEより)などが書いてあった。
そういえば、日本で最初の漫画といわれる「鳥獣戯画」では、人間をカエルやウサギ、サルなどに例えて表現している。だから、おもしろい。ああ、例えるってそういうことか…。写真のカエルは、私が以前、鳥獣戯画のガチャガチャでゲットしたもの。二度回したのに、二度ともカエルだったんだよなぁ…。ま、かわいいからいいけど。
これまで、大マジメにしか物事を捉えてこなかった私としては、当然のことながら、一朝一夕にユーモアを身に付けられないとは思う。けれど、こうしてユーモアについて調べるとか、書くとかすることが第一歩だと思う。ヒントは人間観察と表現力にあり。帰りの電車の中でも、人間観察してみよう。