ホームページでのブログを再開することにした。
これまで通り、アメブロにもブログを書くけれど、それはある意味、趣味で書くもの。「いつか、エッセイのような本を出したい」という夢に近づくための文章を、アメブロに書く。
エッセイに関しては、「料理と物語」という、自分なりのコンセプトのようなものが見つかった。
その文章を書いている自分と、仕事をしている自分とを、明確に分けた方がいいのではないかと思うようになった。
それで、仕事に関するブログは、ホームページに書くことにした。
考えてみれば、ホームページは有料で、毎年料金を払っているのに、あまり活用しておらず、
無料のアメブロばかり更新し続けているというのも、おかしな話だ。
まだ、ホームページのブログフォームに慣れていなくて、改行やら、写真の大きさやら、どうすればいいのかわからないこともある。でも、書きながら修正していこうと思う。
今更ながら、文章を書くことがうまくなるためには、数稽古しかないと、改めて思う。
20~30代の頃、報道部で最低でも1日2本は、ニュース原稿を書いていた。しかも、オンエアに間に合わせなければならなかったから、猛スピードで書いていた。それが今では、取材から数日経っても、まだ書き上げられなくなっている。
確かに、テレビのニュース原稿は約1分間のストレートニュースなら約400文字と短く、雑誌用の原稿はたいてい3000文字程度と長い。そういう差はあれど、どうにも書くのが遅くなっていることは否めない。
若い頃と比べれば、取材する体力は落ちたかもしれないけれど、経験を積んだ分、文章を書くコツは掴んでいるはず。そのコツを活かして、より速く書くことができるはずなのだ。だから、速く書ける自分を、ちょっと試してみたい。ホームページのブログをもう一度始めるのには、そういう理由もある。
趣味として書くアメブロと、仕事として書くこのブログ。連載をいくつか持つつもりで、しばらく続けてみようと思う。