「こんな話」がいいのよね。

11月になりました。
毎月1日は、月刊「商業界」さん(リンクあり)の発売日。
最新の12月号でも、取材記事を担当しました。
今回も、独自の取り組みで成功しているお店を取材してきたので、
ぜひぜひ読んでくださいね!!

ところで、アタシは
商業界さんをはじめ、
ライターとしてのお仕事で
いろいろな方からお話を伺います。

取材先からある程度お話を伺った頃、
たいてい言われるのはこんなこと。
「こんな話でいいんですかねぇ・・・」

いいんです、いいんですっ!
っていうか、むしろ、そう言ってくださるくらい
普通で自然な言葉の方がいいんですっ!
それを文章化するのが
アタシのお仕事ですから。

アタシがライターのお仕事でお会いするのは、
ほとんどがマスコミの取材を受けるのが初めてという、
ごく普通のビジネスパーソンが多いです。

だから「取材です」っていうと、
「何を喋っていいのかわからないから」って
前もって台本というか、レポートみたいに
まとめてくれる方もいらっしゃるのよね。

でもそうなると、かえってぎこちなくなったり、
誰かの話の受け売りを
そのまま喋ってしまったりすることがあるの。

アタシたち取材する側が聴きたいのは
「その人による、その人だけの言葉」。

だから、カッコいいことを言おうとして
偉人の言葉を借りたりしないで、
アナタの体験や思ったことを
そのまま喋ってほしい。

アタシたちの役割は
アナタの言葉を引き出すことと、
それを読者がわかるように文章化すること。

だからね、
もし「取材させてください」っていう申し出があったら、
全然怖がることも緊張することもなくて、
アタシたちとお喋りする感覚で引き受けてくださいね♪