この花、菊です。菊だけど、食用です。
(写真は「おいしい山形」HPより)
「もってのほか」っていう品種で、
アタシの実家のある山形では、
秋になるとスーパーなどに普通に出回ります。
いちごパックみたいなものに、
花の部分だけたくさん入って!
こんな感じで。
(写真は「おいしい山形」HPより)
「花なのに、食用?」
って思うかもしれないけれど、
そうなの。食用なの!
花びらの部分だけ摘み取ってバラバラにして、
おひたしにするのが主な食べ方。
ちょっとだけお酢を入れてゆでると、色よく仕上がるわ。
こんな感じ。
この写真は、つい最近、
アタシの母が山形から送ってくれたものなの!
山形では、
秋の食卓に彩りを添えてくれる大事な食材♪
小さな黄色い食用菊は、
お刺身などの飾りとして入っていることがあるから、
見たことがある人も多いんじゃないかしら?
山形では、黄色い菊も
花びらだけをおひたしにして食べるの。
「晩菊」っていうお漬物に入ってることもあるわよ。
どちらも、ほんのり香る程度で観賞用の菊ほど匂いはなく、
紫色の「もってのほか」はシャキシャキと、
黄色の「寿」「岩風」などの品種はやわらかな、
食感を楽しむ感じね。
そうそう、アタシのふるさと山形県のホームページ
「おいしい山形」(リンクあり)によれば、
「きくの花びらを食べる習慣は、江戸時代から始まったとされ、
日本の伝統的なエディブルフラワー(食用花)の1つである」
って書いてあったわ!
ヨーロッパにも
「花を食べる」っていう習慣があるらしくて、
食用の花のことを
「エディブルフラワー」っていうんですって!
パンジーやキンギョソウなんかが
トマトやレタスのサラダに入ってるのを
見たことがある人もいるんじゃないかしら??
オシャレよね~!
最近では東京のスーパーにも、
「もってのほか」が入荷することがあるから、
ぜひトライしてみてね♪
山形のエディブルフラワーだわよっ!!