またまた、司会のお仕事してきました!
10月17日(土)に行われた
「琉球大学同窓会 関東支部」の総会と懇親会です。
琉球大学は、もちろんアタシの母校♪
同窓会の関東支部というのは、
琉球大学出身で、関東近辺に住んでいる人が集まっている会。
同窓会といっても、年齢が近い人ばかりが集まる会ではなくて、
この会ではアタシはヒヨっこですよ。ピヨピヨ。
だって、参加者は80代の大先輩もいて、
30代、40代なんてごく少数なんだから!
でも、世代を超えた会だからこそ、
めったにない出会いがあるのが、こういう会のいいところ。
アタシはここ数年、この会で司会を務めているのだけれど、
今年は特別にミニ講演会が開かれたの。
講師は、琉球大学の大先輩。
80年代に機械工学科を卒業後、
ODA(政府開発援助)のお仕事に携わり、
現在も国際協力の活動を続けている方!
お話は、ご自分が携わっている
開発途上国でのお仕事についてで、
現地の写真をたくさん使いながら、
とてもわかりやすくお話してくれました。
例えば、開発途上国の農村地帯などでは、
経済的に貧しくて、今も衛生状態が悪く、
感染症などが流行してしまうので、
それを予防するためのワクチンを届けたりするんですって。
この中で、とても印象的だったのは、
現地の小学校の話。
写真を拝見すると、
まるでトタンでできたバラックみたいな
小さな建物。
その外側の壁に、世界地図が描いてあるの。
なんで外の壁に地図が描いてあるのかというと、
貧しい地域だから、教科書もテキストもない上に、
建物の構造上、部屋の中が暗くて、
文字や絵が見えないから、
外に出て、明るいところで
先生が地図の説明をするんですって!
びっくりでしょ!!!
今、世界中が21世紀ですよ!!
こういう地域では、電気が通っていなかったり、
通っていても停電はしょっちゅうなんだとか。
「電気が安定して届いているというのは、
それだけいろんな人が努力したからです」
って、その先輩が仰っていたわ。
こういうお話、
ニュースなどでは見たことがあるけれど、
実際にお仕事をしている方の話を
直接うかがったのは初めてだったわ。
これまでもこの会を通して、
いろんな大先輩にお会いしたけれど、
こんなに国際的で
すごいお仕事をしている方がいて、
ご縁をいただけるなんて、素晴らしい!
世代を超えたつながりは、
時にとても有難いご縁を運んでくれるのですわ。
「こういうお話、教育現場に活かせればいいのに」
と思った、わが母校の同窓会なのでした。