モノやサービスだけ見てません??

「物やサービスではなく、
 人の“行動”だけが売上をつくれる」

これは、今日10月1日発売の
月刊誌「商業界」の表紙にもなっている
マーケティングコンサルタントの
小阪裕司さん(リンクあり)の言葉です。

アタシは今回もこの「商業界」さん(リンクあり)の
取材と原稿をいくつか担当させてもらったの。

小阪さんが主宰している
「ワクワク系マーケティング実践会」の
会員さんのお店を取材させていただいたけれど、
どのお店もPOPや店員さん本人が楽しくて、
文字通り「ワクワクする」お店だったわ。
もちろん、売上も上がってるお店ばかり!

今回のテーマは、表紙にあるように
「人にフォーカスする」っていうこと。

んで、小阪さんのスタッフさんで、
以前はカジュアル衣料のチェーン店で
店長をしていた方にもお話をうかがったの。

「人にフォーカスする」っていうことと
「モノにフォーカスする」っていうことの違いを
とってもわかりやすく表現してくれたわ。

モノにフォーカスしている時は、
自分の中のスポットライトが
モノにしか当たってなくて、
「商品が減ったから、売れたってこと」
っていう風に見えるんですって!

つまりね、
「誰が買ったのか」っていうことは
全然関係ないというか、
見えてないってことよね!

コレを聞いた時、
アタシはびっくりだったわ!!

例えばアタシが買物に行ってお金を払っても、
店員さんは「誰がお金を払ったのか」
を意識してないってことでしょ?!

びっくりするじゃない?!

でもね、言われてみれば
モノを売る側にとっては、
これが普通なのかもしれないわ・・・。

特にチェーン店に行くと、
客の顔なんて見ないで(見てるフリはするけど)
仕事してる店員が多いものねぇ・・・。

アタシは、そういう店には
できるだけ行かないようにしてる。
行ったとしても、
必要な用事だけ済ませてサッサと帰って来るから、
ゆったりと買物はしないわね。

モノを売っているお店だけじゃなくて、
飲食店をはじめとする
サービスを提供しているお店に行った時は
もっと顕著に表れるわ。

お客をきちんと見ていない店員なんて
すぐにわかっちゃうから、
そういう店で使うお金は最低限。
そして、二度と行かないわ。

つまり、アタシの体験だけを考えても、
人にフォーカスできないと
売上は上がらないし、
リピーターもつくれないってこと。

「人にフォーカスする」ってことが
いまいちピンと来ない人は、
ぜひ今回の「商業界」を読んでねっ!!