かの有名な「七味」から、ブランドについて考えた。

長野に取材に行ったら、
地元の方からこのお土産をいただきました!
長野といえば善光寺、善光寺といえば
かの有名な「七味」でございます!

・・・って言っても、アタシは
この七味のデザインは知っていたし、
歴史あるものなんだろうな、と
なんとなく知っていたけれど、
この七味を作っているお店が
「八幡屋礒五郎」っていう
1736年創業の会社だった
とは知りませんでした・・・。(^^;;)

でもね、この会社のことを
何にも知らないアタシでも、
「この七味、おいしいよね」とか
「この七味、善光寺のお土産よね」とか
知ってるって、すごいことだと思いません?

これって、まさに「ブランド」ですわっ!

お土産の七味をもらって、
なんでこんなことを書いたのかというと、
今回の長野の取材は
「ブランディング」についてだったから。

このお土産をくれた地元の方は、
アタシたちの取材先でもあるんだけど、
その方が言ってくださったから気付いたのよね。
「この七味もブランドですよね」って。

おお~!そうですよねっ!その通り!

だって、七味って、
1瓶100円くらいで普通に売ってるけど、
この七味は300円以上もするのよね。
だけど、選ばれている。
しかも、もう何百年も。

これはもちろん
「おいしいから」っていうこともあるけど、
「七味」っていう味や香り以外のものを
この「八幡屋礒五郎」さんが売ってるからよね。

んでね、改めて「ブランド」って何だろうと思って
ちょっと検索してみたら、
日経さんにこんな記事が載ってました。

「イメージが浮かばないと、選ばれない」(リンクあり)
(日経BizGate 2013年10月23日掲載
 「強いブランドには『らしさ』が必要」より)

なるほど~!!
確かにアタシは
この「七味」を見ただけで、
「長野」「善光寺」「おいしい」「お土産」
などなど、いろんなことをイメージしたわ。

それから、この七味は
アタシが山形に住んでいた子供の頃から
辛いもの好きな父が買ったり、
お土産でもらったりしていたから、
長野に行ったことがなくても知っていたの。

なんだか、その頃のことも思い出しちゃうわね~。

確かにブランドって、
記憶やイメージと直結してる。
人の記憶に残る商品やサービスって、
すごいわよね~!!

アタシも人の記憶に残る女になるわっ!
もちろん、いい意味でねっっ!!