昨日、取材のために長野県の伊那市へ行きました。
私と、関係者AさんとBさんの3人で。
取材後に東京へ帰るには、
中央道を通って新宿へ行く
高速バスが一番便利というので、
Aさんが高速バスのチケットを
インターネットで手配しておいてくれたんです。
高速バスの停留所は
中央道上にあるので、
一般道から徒歩で
階段を上がらなくてはなりません。
昨日の夕方、長野は小雨が降っていたので、
私たちはバス停へ向かう階段を上がりきって、
左手にある待合所へ入りました。
バス停そのものはすぐ目の前、
階段を挟んで反対側にあります。
Aさんが手配してくれたバスの予約表には、
バスが「伊那インター前」に来る予定時刻が
「16時33分」と書いてあります。
だから、あえてバス停の時刻を
確認する必要はありませんでした。
ところがその時刻になっても、バスは来ません。
Aさん「バス、来ませんね~」
私 「渋滞か何かで遅れているんですかね」
Bさん「ちょっとバス停を見てきますね」
と、待合所を出てバス停の表示を確認したBさんは、
ものすごく驚いた顔をして、私たちを手招きしました。
「コ、ココ、違うバス停みたいです・・・」
「え??どういうこと??」
その驚愕の表示が、この写真です。
どうやら、新宿行きの高速バスが通る
「伊那インター」と名の付くバス停は2か所あるらしい・・・。
私たちが驚いたのは、
こんな大事な表示が待合所には全く見当たらず、
しかも、バス停にもとても小さな表示であったこと!!
こんな表示で、初めて伊那インターから
高速バスに乗る人がわかるわけないし、
それ以前に、インターネットで予約する時に
「ご注意ください」くらいの表示がないと、
このバス停を使ったことのない人は
現場に来るまで何も知らずにいることになります。
この違い、このバス停を使ったことがなければ、
おそらく地元の人も知らないんじゃないでしょうか。
事実、私たちをこのバス停まで
車で送ってくれた人は地元の方で、
「新宿行きの高速バスの停留所」といったら
当然「ここしかない」っていう感じでした。
バス停の名前が
「中央道伊那インター」と
「伊那インター前」という違いはあるけれど、
現場に来るまで、その違いがわからないというのはヒドイ!!
一般道から中央道のバス停に上がる階段にも、
待合所にも、何の表示もないんですよ!
私たちが予約したバスは
「伊那インター前」を通るバスだったようで、
バスの予約センターに問い合わせしたところ、
「時間を過ぎているのでチケットは無効」
と言われました・・・。
仕方がないので、17時03分まで待って、
改めて来た新宿行きの高速バスの運転手さんに
3人分の運賃を新たに支払って、
新宿へ帰ってきました。
こんなに似通った名前で、
全然違う場所にあるバス停があるなんて、
これまでも間違えた人はゼッタイにたくさんいるはず。
中央道を通る高速バスの運行会社さん、
せめて予約時にその違いがハッキリわかるように
案内を改善してください!!!